2013年06月03日

Sunrizer Synthを使ってみる

先日さんざん自慢げに語っていたiPadを利用した音源アプリ。
今回からアプリ毎に紹介をしてみようかと思います。
まだまだ触り始めなんで、全機能を網羅して紹介!とまでは行きませんが
個人的にはこー使ってますよー的な、緩い紹介内容です。

ということで早速第1弾。
ポーランド"BeepStreet"という企業から発売されている "Sunrizer Synth"を紹介します。


IMG_0159


こちらはRolandの名機"JP-8000"をモチーフにして作られたというソフトウェア音源です。
そしてほんものはこちら。

 jp8000

たしかにそっくり。
残念ながら私はJP-8000をいじった事がないので、どれだけそっくりなのかは解りませんが、
この  "Sunrizer Synth"の音の太さはびっくりしました!

で、この手のシンセってのはMoog等もそうなんですが、
見た目と書いてる文字でとにかく取っ付きづらい!

そんな方の為に、最初っから300種類くらいのプリセットが入っているので
そちらから気に入った音を選ぶ、というのが一番取っ付きやすいです。

IMG_0160

けど、音を出してみると「イメージに近いんだけど、こんなに音が伸びなくてもいいのに」とか
「音はこれなんだけど、変なアルペジオ掛かってるし。。。」と
こんな「惜しい!」って場合は次のステップ。

鍵盤の上のつまみをいじくってみましょう!

IMG_0161

  1. まずこれで音色の元になる波形を選ぶ。
  2. フィルターをいろいろ試す。イメージが近かったら隣のつまみでいろいろいじってみる。
  3. 音の長さとか立ち上がりの具合を変える
  4. エフェクターやエコーで音質を変えてみる。

だいたいこんな感じですが、この手の物ってトライ&エラーの集大成みたいな物で
とにかくいじくってみて、音がどう変わるのかを体で覚える!ってのが一番解りやすいと思います。
LFOやらOSCやらいっぱい難しい略語が並んでますが、ぶっちゃけこの用語を辞典で調べるよりも

「このつまみを全開にするとうにゅうにゅする」とか
「となりのつまみを3時方向にしておいて上のつまみをいじるとなんかカッケー」とか

その程度でもいい音は作れます。出来上がったら、プリセット選択画面にある「Save Preset」で保存しておきましょう。
自分のBankを作ってそこに作ったものやコピーして改名した物をライブの曲順で並べておくと
ライブでの音色切り替えもだいぶ楽になります。

ちなみに、一つの音色に対してAチャンネルとBチャンネルがあり、これを右側のホイールを使って
切替が出来るほか、中間ではモーフィンクして音色が変わって行きます。
この発想は、JP-8000というよりは YAMAHA EX5の感覚が近いと思います。

Aにはモコモコの音を作っておいて、Bにギンギンな音を入れておけば、

のーのこのーのこ にーにごにーにぎょ ぎょーぎょぎぎーぎぎ げげげげげん!

みたいなTahiti80辺りでやりそうなシンセの盛り上げ術も使えます。(って伝わる??)

とにかくいじってみて、収集が付かなくなったら他の音色を選んでまた元に戻すってことを繰り返すと
なんとなく「シンセってこんな感じか?」ってのが見えてくると思いますし、
またそういった面でも初心者が本腰を入れてシンセをいじってみようかな?といじりだすにも
よい教材となるかもしれませんね。お値段も驚きのお手頃価格、850円です!
JP-8000本体は未だにBランク中古品でも3万円は下らないので恐ろしいほどの価格破壊です。
 

ちなみにこの音源、個人的にはB’zのコピーバンド”Bu'z”で
Bad Communicationやキオクの山脈などで使用しています。   
ライブでも普通に使えるほどのクオリティですのでぜひお試しあれ。

2013年05月25日

iPadを楽器にしてみる

先日行われた「春の演遊会」において触りだけ触れていたのですが、
今年の機材購入の目玉となります、iPadを購入致しました。

ハイ、まさしくこれ。
当初はケチって中古で買おうと思いましたが、中古も割と値段が張るうえに
iPad HD(通称3)とRetinaモデル(通称4)では載ってるCPU、Bluetoothなど中身がガラッと違うので
奮発して現時点最新のRetinaモデルにしました。

で、未だにCasioのG'zOneという、ごっついガラケを使用している私がコレを買うに至った理由は一つ。

iPadは可搬性、コスパ抜群のMIDI音源になる!!

ということ。

iPad,iPhoneのOS"iOS"ではiPad2の頃のVer4以降よりMacにおけるMIDI情報をやり取りする"CoreMIDI"というユーティリティーが
実装されるようになり、Line6のMIDI Mobilizerなどを使って、30ピンコネクターMIDI端子という接続をして
ピアノアプリなんかを弾くことが出来たりしていました。

もちろん専用インターフェイスも使用できますが、
CoreMIDI対応であれば市販のUSBMIDIインターフェイスも認識します!
使用するには、”iPad Camera Connection Kit”という30ピンコネクタをUSBに変換するコネクタが必要になります。
ちなみに、ipad4は"Lightningコネクタ"というちっさいコネクタに変わりました。
この場合は”Lightning to USB Camera Adapter”というコネクタを使用します。
名前の通り、本来はカメラの画像を直接取り込む為のインターフェイスなんですが、
上記の使い方も出来ます。ちゃんとapple公認の技です。

なお、この方法でUSBオーディオインターフェイスを繋いでもモノによっては認識します。
最近ではiOS上で使用できる設計のものも出てきているほどです。
このシステムを利用すればDAWすら可能ですし、実践している方々もいらっしゃいます。
私が所属しております「Macで音楽クラブ」の皆様は積極活用をなさっているようです。

Macで音楽クラブ
http://mmcj.blog10.fc2.com/

さて今回私が購入したインターフェイスはこちら。

IK Multimedia iRig KEYSです。DTMの世界では異例の大ヒット商品となっております。

37鍵とベンド、モジュレーションホイールが付いて重さがなんと660gっていう超軽量。
大きさも普通にリュックに入っちゃうほどのお手軽さで、
このサイズのキーボードでは唯一であろう、サスティン、エクスプレッションペダルの接続端子が付いてます。
更に、キーボードの電源供給はiPadから行われるので、ACアダプタを持ち歩く必要がないのも強みです。
ちなみに、ipad4接続で試運転を4時間ほどやっていましたが、急激な電池消耗もなく快適に使用できました。

これを現在はRoland VK-8の天板に乗っけて使用しています。
今度機会があったら写真にでもおさめてこようと思います。

敢えてデメリットというと、本チャンの鍵盤に比べると弾きづらい。当然ではありますが。
しかし、普段からKorgX50など廉価版の鍵盤でばかり弾いているので私にはそんなに不都合ではなかったです。
そして、MIDIインターフェイスとしての流用は出来ない。これもこういう仕様だから当然ですが。

MIDIインターフェイスを安く手に入れたい方には私が使用している下記の環境が一番安上がりです。

純正品ではないUSB変換アダプタがサードパーティで発売されています。
値段は1000円程度です。使用中に「このコネクタは使えませんよ」的なメッセージが出ることがありますが
無視すればその後も問題なく使用できます。精神衛生上イラっと来る方には上記の正規品をお勧めします。
そして、ヤフオク辺りで600円程度で売っているよくメーカーがわからないUSB-MIDIインターフェイスを繋ぎます。
合計で送料入れても2000円位でシステムを作れます。あとは、お気に入りのMIDI鍵盤を繋ぐだけです。
まぁ、「安物買いの銭失い」なんて言葉もありますので保証は持てませんが、今のところ私の環境では動いてくれています。

で、iRig Keysを選択した理由はこの他にもあります。ってかこっちが大きいんですが。

コレを購入するともれなく

  • SampleTank FREEの拡張音色用シリアルナンバー
  • iGrand Piano FREEの拡張音色用シリアルナンバー
  • Sample Tank 2Lのシリアルナンバー

が付いてきます!
特にSampleTank 2LはMac/Win用ソフトなんですが、若干昔のソフトとはいえ未だに14000円位する代物です。
そして、この餌に釣られてIK Multimediaの本家サイトを訪ねたところ、

「Group Buy」というキャンペーンをやっていまして、期間内に直販店や登録店からiRig keysを買った人数によって
IKから発売しているソフトシンセをプレゼントしちゃう!
という恐ろしく太っ腹な企画でした。

最終的に1700人を超す購入者があり、なんと購入者全員に4つのソフトシンセが無料でDLできる権利が与えられました。
総計で約40000円相当がおまけでついてきました。

ビックリマンチョコもビックリの本体オマケっぷりです。

それで私が追加でダウンロードしたのは以下の4点。

  • MiroslavPhilharmonik (オーケストラ専門ソフトシンセ)
  • Sample Moog (Moog サンプルライブラリ)
  • SampleTron (メロトロン サンプルライブラリ)
  • Sonik Synth (シンセ系 サンプルライブラリ)

これにより、かなりダウンサイジングを図ることが出来そうな上に、
RoofTops辺りの再現系ライブでかなり威力を発揮しそうな予感がします。

今後、改めて上記ソフトやダウンロードした音源アプリ等をアプリごとに
記事立てして紹介しようと思います。

2013年03月28日

FinalCutProの挙動の重さについてゆるく考えてみた

〜これまでのあらすじ〜

ライブの余暇を利用してFinalCutPro(以下FCP)でビデオ編集をしていたら
あまりのもっさり動作に>(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!だったので
メモリを増設したけど、たいした効果はなかった。
そこで、更にHDDを更新してRAIDを組んでみたが、さほど効果はなかった。 このあとどうなってしまうのか・・・?


ということで、肝心の編集は全く進んでおりません。

このG5を買う前は、先回の記事でいろいろ換装したMacbookを使用して、もっさり君と戦いながら作業をしていました。
ってなわけで、1時間のビデオ編集に2ヶ月位費やした記憶がありまして、編集意欲がそがれる要因でもありました。
それでも、その当時はちゃんとスクラブも出来ていたしビューアがメモリ不足で見られない、ということは有りませんでした。

では、その時と現在は何が違うのか?
取り込み方に大きな違いがありました。

数年前

  1. ビデオカメラ(DVテープ)からFireWire使用してFCPで取り込み 

現在

  1. ビデオカメラ(AVCHD)からUSBでMTSファイルをMacにコピー
  2. Media Convertor」 でMovファイルへ変換
  3. FCPでMovファイルを読み込み

どうも、2でのフォーマットが怪しい気がする。。。
しかし、数年前も現在も拡張子を見ると"○○.mov"な訳で。

色々ググっていたら「シーケンス設定をファイルのフォーマットに合わせないと遅くなるよ」的な
情報をGetしたので、早速FCPでファイル形式を見てみると・・・

・・・あれ? H.264になってる。Movファイルって1つじゃないの!?

ということで、基本的にムービーファイルの根本を知らなかったわけです。

私はこちらのサイトで何となくイメージが掴めました。

こらない - 動画ファイルの種類とかフォーマットとかコーデックとか
著者: サカイユウゴ
http://www.officek.jp/skyg/col2/archives/2010/06/10_mpeg.html
 

ということで、このh.264っていうコーデック、再生するには非常に重宝するんですが、FCPのようなノンリニア編集では
非常に使い勝手が悪い方式。
ってことで、FCP側も頑張って再生しようとするけど圧縮率が高すぎて演算が間に合わない。
「GのHにいるAが超KYでHDだよね。MK5」みたいな略語だらけの文章を解読しながら正規の文章翻訳しながら同時通訳みたいな、って言って伝わるかどうか・・・?

で、結局お手上げ、「一般的なエラー」「メモリ不足です」となるって構図のようです。

じゃあ、編集に適したコーデックにし直さなきゃならないわけで、それがどんなコーデックかというと

  • iMovieで使用している"AIC(Apple InterMediate Codec)"
  • FCP編集での定番"Apple ProRes 422"

の2つです。

AICはカメラから直接iMovieにて取り込むことでこのファイルへ変換されます。
Apple ProRes 422は、最近のFCPにはAVCHDの取り込みがあるので、そいつを使えば問題ないですが
Ver.5ではFirewire機器からじゃないと読めません。
そこで、シェアウェアの"Pavtube HD Video Converter for Mac"に頼ることになるんですが、
このソフト、intel系Macじゃないと動かないようで、うちのG5では無理でした。
となると、私の環境での選択肢はAICということになります。
AICは、変換だけであればQuickTimeでも可能です。

ということで、今回はh.264の素材をQuickTimeでAICに変換を掛けました。
変換に要した時間はムービー再生時間の約5倍。
「ちょっと、やっぱり随分かかるんじゃね!?」
と思ってしまうわけですが、よくよく調べてみると動画の変換時間ってのは等倍で早いほうらしいです。

MacDTV.com 内「レンダリング処理時間の実際」 http://www.macdtv.com/GuideToDTV/3_FinalCutPro/HDV/nativeHDV/7b_Render.html

ということで、レンダリング、変換が遅いのは今回は目を瞑ることにします。

ということで最終的にFCPの動きはどのように変わったかというと、

  • 再生停止はスムーズ
  • ビューアさっくり表示
  • 5秒のシーンをレンダリング(再生用に書き出し)するのに1分以内
  • スクラブ再生がザクザクできるようになった

>(」・ω・)」うー!(/・ω・)/やーたー!

ってことで、どうやらハードはさして原因ではなさそうです。

今回はこの環境で編集を進めようと思いますが、
レンダリングで、何やらHDDレコーダーにつなぐという技もありそうです。
そこはおいおい調べていきますので、「これスゲー」ってことになったら紹介しようかとおもいます。